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2018/12/26

タイガー 電気ケトルの水漏れ 修理


数年前から、タイガーの電気ケトル PCG-A060(13年製) から(特に冬のみに)水漏れが発生していた。

結論から言えば、水漏れ修理するには、本体下部のシールで隠された3本のねじを締めなおすだけでよい。


この電気ケトルは、大きく分けて、蓋、(内の)金属容器、プラ部品(側面、下部、取っ手)から構成されている。

金属容器は、金属容器の下側にあるめねじ部と、プラ部品(下部)との間にワッシャを挟んで、本体下部に3本のネジだけで固定される。
ワッシャは、おそらく、ゆるみ防止とプラ部品(下部)が熱で溶けないようにするための断熱を兼ねているものと思われる。
よって、ワッシャは、耐熱性があるプラ素材が使われていると考えられる。
また、ねじ山には、ねじロック材みたいなものが付着していた。
よく見なかったが、金属容器の出っ張りとプラ部品(側面)の出っ張りの間には、断熱兼シール材があると思われる。
ねじが緩むことによって、金属容器が動き、その出っ張り間に水が入り込むことで水漏れが発生していたようだ。
また、冬のみに発生することから熱膨張も関係があるはずである。
お湯を注ぐときに発生する応力によって側面と下部のプラ部品がたわむことが繰り返されてねじがだんだん緩んでいくからか、単純に加熱温度差が起因しているのであろうか?
3本中のねじで、緩んでいたねじは注ぎ口側の2本で、取っ手側の1本は、まったく緩んでいなかった(むしろ締めすぎのような気がする)。
同社の商品の他のモデルの分解画像を検索してみたら、この固定方法以外も存在していたが、そのモデルでは水漏れは発生しなかったのではと思う。
(組み立て効率化とコスト削減にはなったのだろうけど・・・)

なお、加熱するための電気窯(金属容器)は、米国巨大企業、honeyw〇ll製であった。

水漏れしたまま使用していてもおそらくショートするということはないとだろう構造と配線配置であるようなので安心した。
(水漏れの量が、水滴というレベルではないので非常に困っていた)
今回は、ねじを均等に締めなおしただけだが、また水漏れが発生したらねじロック材を塗布しなおそうと思う(根本的な原因解決にはならないが)。