topmenu

トップコンピュータカメラ雑記プロフィールこのページについて

2018/03/16

FireFly8s Firmware の更新方法(PC)

 本体のファームウェアを更新するために、PCを使って行う。日本では、技適マークがない機器は、法律に抵触する恐れがある。つまり、Firefly 8s に内蔵される無線機器(WiFiとBluetooth)は使用することはできない(では海外から日本への旅行者が当然のように[そもそも旅行者がそんなことは気にしないだろう・・・]使用する無線機器はどうなのかとなるが、規定された期間内であれば規制が緩和さているようである)。

詳しくは、総務省HPを参照(http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/)

よって、Hawkeye社の推奨するアプリを使用してのファームウェア更新は行えないので、PCからファームウェアアップデータを MicroSD カードにコピーし、本体から更新するか、または、PCとFirefly 8s 本体とをUSBケーブルで接続し、Ambrella EVK Firmware Downloader というソフトを PC にインストールした上でファームウェアを書き込むことで更新が可能となる。 ここでは、前者の方法でのファームウェア更新を解説する。

このブログでもファームウェアの更新情報を載せています(最新でないかも)。
公式ファームウェア情報
非公式ファームウェア情報(公式ファームウェアの高機能・改善版)

ファームウェアバージョンの違いに注意する(バージョンの違いは本体から確認できる)。その確認方法は、以下の通り。
 本体の Down ボタン(液晶側を正面とした場合、右側面にあるレンズに近いほうのボタンのこと)を押してメニューを開き、 Settings を OK キーで決定し、Photo Size などが表示される設定画面に移動する。次に、MicroSD スロット下にある Playback ボタンを押すと、Quick Capture などが表示される設定画面となる。Up キー or Down キーを押し、ファームウェアバージョン項目を探す。

(電源ON状態から Down Key → OK Key → Playback Key →Up Key)
ファームウェア確認( Firefly8S-U1.0.69 )



 ファームウェアの更新手順
 
 公式HPが表示されないようになったが、 http://www.hawkeyefpv.com.cn/About.aspx?ClassID=35 に変更されたようだ。


画像の場所からバージョンに注意してダウンロードしてください。
 から探してください。

  •  ファームウェアバージョンの違いに注意し、ダウンロードする。
今回は、FireFly8S-Ux.x.xx であったので、 U のほうをダウンロードする。

ダウンロード先(旧サイト)


  • ファイル解凍ソフトを使用し、ダウンロードしたファイルを開いて、FIREFLY_FWUPDATEU.bin(bin拡張子)を MicroSD カードにコピー(コピー先は直下)する。
ダウンロードしたファイル形式は 7z であるので、Windowsの場合、標準の解凍ソフトが使用できない。よって、WinRar や 7-Zip などをインストールして、ファイルを解凍する(フリーウェアの 7-Zip [http://www.7-zip.org/]を使用した)。
ダウンロードしたファイル(7z)と解凍後のファイル(bin)

  • 本体からファームウェアを更新する。
メニューからファームウェア確認画面に行き、OKキーを押すと、次のようにファームウェアのチェックが行われる。

ファームウェアのチェック


しばらく待つと、アップデート実行の確認画面が表示されるので、Up or Down キーで チェックにし、OK キーを押してアップデートを実行させる。
(赤になっているほうが現在の状態を示す。xが赤になった状態で OK キーを押すと、アップデートがキャンセルされる。)

*** バッテリーが充電されているか確認後、USB電源に接続して行うこと ***

アップデート実行の確認

  • ファームウェアが更新されているかを確認する。
アップデートの更新確認( Firefly8S-U1.0.72

  • アップデートの設定
 Bluetooth Auto-start は、必ず Off にする。
 WiFi Auto-start も Off になっているを確認する。

おわり。