玄人志向 デジタル温度計 KRDT-2000
フィルム型 サーミスタ 型番 S103DU8(*10k, 3380K)
サーミスタが欲しいけれども、手持ちがないので流用したい。
*型番を検索してもデータシートが存在しないため、簡易的な実験によってB定数を得る。
木製お椀にお湯を入れ、お椀にセンサを入れて測定開始する。
測定するデータは温度と抵抗値である。
温度は、デジタル温度計(KRDT-2000)本体に接続し、温度を読み取る。同時にセンサ(サーミスタ)端子の抵抗をデジタルメータ(安いデジタルメータ, 20k, 200kレンジ使用)によって測定する。常温に近づくとお椀の温度が下がりにくくなる、かつ常温以下は測定できないので、氷を投入して行った。実験回数は1回のみで、サーミスタは2本あるが、1本のみ。
以下にその実験から得られたデータをプロットしたグラフを示す。
実験データと計算結果
実線は実験データ、破線はB定数が 3380K とした場合の計算結果である。(計算結果がいきなりでたが、ある温度におけるサーミスタの抵抗値などと検索すれば見つけることができる。)実験と計算結果と比較し、同様な傾向であるので、高精度用として使用しないのであれば、3380K は妥当な値であると思う。