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2018/09/04

防塵・防湿仕様の保管容器(防湿庫)


防塵・防湿に弱い精密機器向けの保管容器を作った。
また、ドライフラワーの制作にも使える。
作り方はかんたんで、密閉容器に防湿用として除湿剤(シリカゲル)を入れるだけである。
同時に温度・湿度を管理するときには、温度計・湿度計もいっしょに容器に入れておく。


必要なもの(200~1000円程度)
・密閉容器
・除湿剤(シリカゲル)
・(管理が必要な場合)温度計や湿度計


シリカゲル(メタケイ酸ナトリウム Na2SiO3; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%AB)は、湿気を減らすためにお菓子などに入れられている。
半透明・青い玉が透明な袋に入れられているものである。
青い玉は塩化コバルトが添加されており水分の指示薬として使われる。
水分が吸着できるときは青く、水分が吸着できなくなると淡い桃色になる。
熱を加えることで水分が抜け、再利用が可能である。

シリカゲルにはA型とB型がある。A型は乾燥用で、B型は調湿用として用いられる。
それらの特徴の違いは、吸湿率で示すことができ、相対湿度20~50%においてはA型の吸湿率の方が高く、相対湿度90%では、B型のほうが高くなる。
また、B型は調湿用とあるように低い湿度では、水分を放出するという特性があるとのこと。その理由はわからないが、表面の細孔径によるものであろうか(B型が大きい)。


シリカゲルは100円均一(ダイソー)のものを使った。開けると5枚の吸湿シートが入っている。


DAISO のシリカゲルは B型である。乾燥用ではなく調湿用であるので、入手できるならば、A型を使ったほうが良いと思われる。
B型のシリカゲルは天日干しすることで再利用が可能である。A型は電子レンジで加熱することで再利用可能であるが、B型でも同様の操作で行えることを確認しているサイトもある。

使用量の目安は 20L に対してシート 2 枚必要とのことで、今回は 2L の容器を使うのため1枚を入れると十分な性能を持つと思われる。
防湿シートは 3x2 で区画分けされているのではさみで切って使ってもよかったが、用意した密閉容器にシート1枚がうまく収まるため、そのまま使用した。
密閉容器は、ナカヤ化学産業(株)の食品保存用として売られている「しっかりパック」を購入した。
100円で売られている密閉容器はふたの密閉度が低い気がしたので(フタがすぐ開く)、日本製の容器を探して(おそらくスーパーやホームセンターで入手できる)使った。
防湿能力は、シート1枚につき 9mL(9cc) であることがパッケージに記載されてる。

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・防湿剤(シリカゲル)
大創産業(DAISO, ダイソー)
商品名:C029 除湿 No.36
成分:B型シリカゲル
材質:シート(不織布)
サイズ:11.5 x 18.5 cm(1枚あたり)
内容量:75g(15g x 5 枚)
除湿能力:シート1枚(15g)で約9mL(25度、湿度90%)
生産国:中国



・密閉容器
ナカヤ化学産業
商品名:しっかりパック IK151(http://www.nakaya-kagaku.co.jp/product/product-2559/
サイズ:210 x 156 x 80 mm
容量:2L
材質:(本体)ポリプロピレン、(フタ)ポリエチレン
生産国:日本